ともびより(知日和)

ともBのつぶやき

美味しいものを作る

お米の話

 

一昨年まで、ヒノヒカリって品種のお米を作っていた。みんなに美味しいと評判の米だった。

それが去年から、農協の推奨するお米が変わってしまい、そのお米を作っても近いうちに農協では買い取りしません。

 

ということになり、農協の推奨する新しい品種の

恋の予感

 

というお米を作った。

これが何とまあ、美味しくないと大不評。

僕自身お米の味って敏感じゃないから、初めはそれほどでもって思ってたんだけど、炊いた翌日食べたら、本当にマズイ。

あー本当に美味しくないって思ってしまった。

親戚一同から、今年のお米は美味しくないってどれだけ言われたかわからない程だった。

 

そんなわけで今年はその恋の予感とは違うアキサカリってのを作ってみた。

まだ食べてないから味はわからないが、作った人の噂では美味しいとの事だった。

 

 

今まで農家で生まれ育ってきて、野菜を人にあげても、お米をあげても、本当いつ貰っても美味しいよね

って言われ続けてきたが、美味しくないってここまで言われたことなかった。

米なんて作る手間はかわらないけど、品種だけでこんなに味が変わるというのがよくわかった。

 

そして、何より問題なのが、自分達が美味しくないと思っている米が市場に普通に流通しているのは如何なものか?と考えてしまう。実際今のこんな小規模農家なんて儲からないのが実情ってのもあるし、農協が農業に力を入れてないのはバレバレだしね。

あの品種を勧めたのは温暖化で暑さに耐えれるような品種とか言われてはいるけど、本当はもっと裏があるのでは勘ぐってしまう、美味しくなさである。

 

父ももう80歳前、いずれはこの田園を僕が引き継ぐ事になるんだろうけど、やっぱり美味しいと思える米を作り続けて行きたいと思う